中国・広東省で今年初のデング熱感染例=広州交易会直前、防疫強化

広東省衛生・計画生育委員会は4月13日、同月11日に省都の広州市で今年初となる省内デング熱感染例が報告されたと発表した。広州では4月15日から中国最大規模のトレーディングフェア「広州交易会」が開催されることから、同局では万全の防疫体制で臨むとしている。

デング熱(中国語表記:登革熱)は蚊を媒介にしてデングウイルスの感染により起こる急性の熱性感染症で、発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹などが主な症状。昨年、日本でも約70年ぶりに国内感染が見つかったことで、あらためて注目が高まっている。

同局によると、今年に入って以降、4月12日までに広東省で報告されたデング熱感染例は22件あるといい、このうち21件が省外で感染した輸入性のものだったという。今後、気温が上がり、降水量も増えるシーズンを迎えることから、デングウイルスを媒介する蚊の発生リスクが高まるとして注意を呼びかけている。

広東省の面積は17万9800平方キロメートルで、中国の省では15番目の広さ、日本のおよそ半分にあたる。人口は約1億人で、中国全省一。珠海市とマカオ、シンセン市と香港はそれぞれ陸続きで接している。

年に2回開催される中国最大規模のトレードショー「広州交易会」や、広州モーターショーなどの会場となる中国進出口商品交易会琶洲展館(資料)=中国・広州—本紙撮影

年に2回開催される中国最大規模のトレードショー「広州交易会」や、広州モーターショーなどの会場となる中国進出口商品交易会琶洲展館(資料)=中国・広州—本紙撮影

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