在香港日本国総領事館が詐欺事件に対して注意喚起

 在香港日本国総領事館は2月17日、現地在留邦人向けの一斉メール配信を通じて詐欺事件に対する注意喚起を行った。

 一斉メールの内容によれば、香港政府が2月14日に公表した2022年の治安情勢に関するプレスリリースの中で、同年の詐欺事件数が前年比45.1%増の2万7923件に上り、うち7割以上がインターネット関連の事案で、増加した主な手口としてオンラインショッピング詐欺、求職詐欺、投資詐欺及び電話詐欺があったとのこと。

 同館では、かねてより日系企業を狙った電話での詐欺事件について累次にわたって注意喚起を行ってきたが、決して他人事と思わず、引き続き詐欺被害に遭わないよう注意してほしいとした。

 また、未然に詐欺被害を防ぐため、香港警察(ADCC:Anti-Deception Coordination Centre)ホームページ内にある最新の詐欺手口等紹介、また香港警察が一般公開している不審な電話や電子メールなどを識別するための検索エンジン「Scameter」やモバイルアプリケーション「Scameter+」の活用を呼びかけた。

日本国駐香港総領事館(資料)=本紙撮影

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