中国本土と香港・マカオ間の人的往来が全面再開へ…2月6日から

(2023/02/03 13:41 配信)

珠江デルタ

 中国国務院香港マカオ事務弁公室は2月3日、同月6日から中国本土と香港・マカオ間における人的往来を全面再開すると発表。

 中国本土と香港の間の往来につき、現状はイミグレーション施設を一部に限定した上で1日あたりの通関人数の上限を設定し(要事前予約)、事前に48時間以内の新型コロナウイルスPCR検査陰性証明を取得する必要がある。2月6日以降は、通関人数の上限が撤廃となり、全イミグレーション施設の運用を再開し、検査証明も不要に。

 中国本土とマカオの間の往来については、すでに1月8日から検査証明不要となっている。マカオは通関人数の上限制を導入していない。

 香港とマカオの間では、香港からマカオ入りする場合は検査証明不要で、マカオから香港入りする場合は7日間以内にマカオのみの滞在者は48時間以内の迅速抗原検査陰性結果の写真の提示が必要だが、2月6日以降は検査結果の提示は不要となる。また、香港からマカオを経由して中国本土入りする際、マカ滞在が7日以内の場合は48時間以内のPCR検査陰性証明を取得する必要があるが、これも2月6日から撤廃となる。

 つまり、2月6日からは、中国本土・香港・マカオの三地の間を相互往来する場合は(7日以内に当該三地以外の滞在歴がない前提)、新型コロナ関連の検査が一切不要ということになる。

 このほか、中国本土から香港・マカオへの団体旅行も再開される。

 マカオでは1月8日から中国本土・香港・台湾からの入境者に対し、いかなる新型コロナウイルス検査証明の提示も必要としない措置を講じ、インバウンド旅客が急回復する中だが、感染状況は落ち着いた状況を維持している。香港でも、2月6日以降に人的往来が急増すると予想される。

香港とマカオ、珠海を結ぶ「港珠澳大橋」のイメージ(資料)=2019年10月本紙撮影

香港とマカオ、珠海を結ぶ「港珠澳大橋」のイメージ(資料)=2019年10月本紙撮影

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