香港映画撮影クルーがマカオ保安部隊事務局ビルで無許可ロケを強行…俳優ら一時身柄拘束

香港映画撮影クルーが1月12日、歴史的建造物としても知られるマカオ兵營斜巷のマカオ保安部隊事務局ビルで無許可のロケを強行し、俳優らが一時警察に身柄を拘束される事態となった。

マカオ保安部隊事務局が同日午後に発出したプレスリリースによれば、映画撮影クルーから1月11日及び13日にビル前の路上における撮影申請があったというが、同局では週末あるいは非業務日にロケを実施することで許可をし、準備を進めていたという。

しかしながら、撮影クルーは限定的な許可内容を知った上、かつ当初の申請になかった12日午前9時15分頃にいきなり車両を乗り付け、局員の制止を振り切って同局ビル前及びビル内に侵入して撮影を強行したため、治安警察局が処理に当たったとのこと。

なお、香港各紙が報じた内容を総合すると、今回の件に絡む映画作品名は著名俳優が多数出演する『九龍不敗』で、俳優らは12日夜までに釈放され、ホテルに戻ることができたという。

マカオ治安部隊事務局ビル(資料)-本紙撮影

マカオ治安部隊事務局ビル(資料)-本紙撮影

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