マカオに24Kの金箔3万2千枚使った巨大ライオン像お目見え=カジノIR「MGMコタイ」のシンボル

マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、MGMチャイナホールディングスは3月7日、マカオ・コタイ地区で開発を進めるカジノIR(統合型リゾート)「MGMコタイ」のシンボルとなる金色に輝く巨大ライオン像のお披露目式を開催した。

同社によれば、ライオン像は高さ11メートル、重さ11トンという巨大なもので、純金24Kの金箔3万2千枚が使われているとのこと。リゾート北ウイングに設置されるといい、マカオの新名所として話題になりそうだ。

また、ライオン像と同時に、リゾートの中国語名称を「美獅美高梅(発音:メイ シー メイ ゴウ ムイ)」とすることも発表された。「美しいライオン、美しいMGM」という意味合いで名付けられたものだそう。

現在、MGMチャイナHDはマカオ半島新口岸地区でMGMマカオ(2007年開業)を運営しており、MGMコタイが同社にとってマカオで2つ目のIR、コタイ地区初進出となる。MGMコタイの敷地面積は約400万平方フィート(約3万7612平米)で、カジノ、1500室規模のホテルのほか、インタラクティブシアター、複数のリテール及び料飲店舗、ファミリー向け施設などで構成され、コタイ地区における宝石箱をイメージしたという外観デザインが特徴となる。オープン予定時期は今年(2017年)下半期。

「MGMコタイ」で開催されたライオン像のお披露目式=マカオ・コタイ地区、2017年3月7日(写真:MGM China Holdings Limited)

「MGMコタイ」で開催されたライオン像のお披露目式=マカオ・コタイ地区、2017年3月7日(写真:MGM China Holdings Limited)

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