マカオの1〜3月累計カジノ税収約3130億円 対前年9.6%増=歳入の84.5%占める

マカオ政府財政局が5月4日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜3月累計の歳入は前年同期から9.4%増の264億2490万パタカ(日本円換算:約3704億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は29.1%だった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は9.6%増の223億4200万パタカ(約3130億円)で、予算執行率は31.1%。歳入に占めるゲーミング税の割合は84.5%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年4月まで9ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

一方、歳出は9.8%増の136億0160万パタカ(約1905億円)で、予算執行率は15.9%にとどまった。

財政収支は9.0%増の128億2340万パタカ(約1796億円)で、予算執行率は230.3%に達している。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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