17年第3四半期マカオ民間建築及び不動産取引統計公表…住宅価格は第2四半期から4.8%下落

マカオ政府統計調査局は11月17日、今年第3四半期(2017年7〜9月)の民間建築及び不動産取引統計を公表した。

今年第3四半期に取引が成立した住宅の実用面積1平米あたり平均価格は第2四半期から4.8%下落の9万9276パタカ(日本円換算:約139万円)だった。なお、未完成物件に限ると4.5%上昇の14万5075パタカ(約203万円)、中古物件は2.5%下落の9万1939パタカ(約129万円)。住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった住宅ユニットは第2四半期から1474減の2088に。このうち、未完成物件については、63%減となる251だった。

今年第3四半期時点で設計段階の住宅ユニットは2万0324、建設中のものは1万0024に上る。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2015年4月(写真:GCS)

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2015年4月(写真:GCS)

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