マカオで日葡フュージョンクッキングコンペティション開催

マカオ・タイパ島を主要拠点として活動する文化社団タイパヴィレッジカルチュラルアソシエーションが今年(2018年)9月22日と23日の2日間にわたって「日本文化音楽祭」の開催を予定している。

日本文化音楽祭は今回が初開催となり、日本のバンド演奏、武術パフォーマンス、ハンドメイド雑貨やグルメの展示を通じ、日本とマカオの友好関係及び文化交流を促進することを目的に企画されたものとのこと。

また、日本文化音楽祭に先立ち、マカオ科技大学と合弁で、日本とポルトガルの文化交流に加えてシェフの人材発掘を目的とした「日本&ポルトガルフュージョンクッキングコンペティション」も開催。日本とポルトガルの独特の食文化を高いオリジナリティとクリエイティビティをもって料理として体現できているかが主な評価ポイントとなる。目下、一般公募による参加受付を行っており、締め切りは7月31日まで。上位入賞者には日本への旅行パッケージや調理家電などが授与される。参加申し込み及びイベントの詳細はイベント公式HP(https://www.macaotaipa.com/vote_1806/)参照。

タイパ島のタイパヴィレッジ周辺には、昔ながらのポルトガル様式のタウンハウスが建ち並びレトロ風情が残るエリアで、ポルトガル料理及びポルトガル料理をベースにマカオで独特の発展を遂げたマカオ料理を提供するレストランも多く集まるグルメの街として知られる。最近では、古い建物をリノベーションしたアートギャラリーやファッション・ライフスタイル雑貨のショップなども増えてクリエイティブな雰囲気も漂うなど、新陳代謝も進んでいる。

「日葡フュージョンクッキングコンペティション」概要(写真:Taipa Village Cultural Association)

「日葡フュージョンクッキングコンペティション」概要(写真:Taipa Village Cultural Association)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴー…
  2.  マカオは人口約68万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR…
  3.  澳門海關(マカオ税関)は4月28日、各イミグレーション施設で検査体制の強化を図り、違法な運搬活動…
  4.  マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者…
  5.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun