マカオ、イースター4連休のインバウンド旅客数が55万人超に…対前年約4割増

マカオ治安警察局は4月23日、マカオや香港で4連休となったイースター期間(4月19〜22日)の出入境統計を公表。

4日間合計の出入境者数は前年同時期から16.5%増となる約246万人(延べ、以下同)。イミグレーション施設別では、マカオ半島北部の關閘イミグレーション経由が10%増の168万人で最も多かった。次いで、昨年10月にオープンしたばかりの港珠澳大橋マカオ側イミグレーション経由の27万人。伸び率が最も大きかったのはマカオ国際空港で、27%増の11万人。

インバウンド旅客は39.3%増の55万人に達した。中国本土旅客と香港旅客が主で、それぞれ50.2%、30%の増。韓国旅客も10.9%増だった。イミグレーション別では、關閘イミグレーション経由でマカオ入りした旅客が46.8%の大幅増となる26万人。マカオ国際空港も33.9%増だった。

マカオは面積約32平方キロ、人口約66万人(海外労働者約18万人含む)の小さな都市だが、昨年のインバウンド旅客数は年間延べ3580万人超に達した。

イースター期間中のマカオ国際空港の入境審査場の様子(写真:マカオ治安警察局)

イースター期間中のマカオ国際空港の入境審査場の様子(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…
  3.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴ…
  4.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は4月26日、今年第一四半期(2024年1〜3月期)の雇用…
  5.  マカオの公共路線バスで4月25日午前0時から中国本土版のアリペイ、香港版のアリペイ、マカオ以外の…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun