ザ・ヴェネチアン・マカオがカジノ施設に重大事件対応指揮室を開設

マカオ司法警察局は5月22日午後、マカオ政府でギャンブル監理を担当する博彩監察協調局及び大型IR(統合型リゾート)ザ・ヴェネチアン・マカオのカジノ警備部門と「カジノにおける重大事件発生時の連携メカニズム策定及び指揮センター設立」に関する合同会議を開催したと発表。

同局では、マカオ政府が掲げる世界的ツーリズム・レジャーセンター化を実現するためには良好な治安環境の維持が必要でり、関係各所と討議を重ねた結果、カジノにおいて重大事件が発生した際、関係各所が速やかに対応に着手し、かつその機能、能力を最大限に活かして対処にあたるための連携メカニズムを事前に策定する必要があることで一致したという。今回、ザ・ヴェネチアン・マカオ運営会社が率先して反応し、「重大事件対応指揮室」を設置したとのこと。

ザ・ヴェネチアン・マカオの重大事件対応指揮室にはカジノ及びホテルエリアのリアルタイム監視カメラ映像モニタと14台の独立型監察端末を含む高度に統合化された監視システム、不審者の所在地を特定して現場所担当者に即時連絡できる最新の通信システムを備えるほか、独立した2つの部屋と会議室を設置しており、すでに稼働済みという。

ザ・ヴェネチアン・マカオがカジノ施設に開設した重大事件対応指揮室=2019年5月22日(写真:マカオ司法警察局)

ザ・ヴェネチアン・マカオがカジノ施設に開設した重大事件対応指揮室=2019年5月22日(写真:マカオ司法警察局)


マカオ司法警察局と博彩監察協調局、ザ.ヴェネチアン・マカオのカジノ警備部門による合同会議の様子=2019年5月22日(写真:マカオ司法警察局)

マカオ司法警察局と博彩監察協調局、ザ.ヴェネチアン・マカオのカジノ警備部門による合同会議の様子=2019年5月22日(写真:マカオ司法警察局)

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