輸出入ともに増―1月対外商品貿易統計

マカオ政府統計調査局は28日、2013年1月の対外商品輸出入統計を発表。輸出は前年比62%増の10.1億パタカ、輸入は同31%増の72.2億パタカとなった。1月の貿易赤字は62.2億パタカとなった。

2012年1~12月通年の合計は輸出が前年同期比17.1%増の81.6億パタカ、輸入は同13.9%増の709.3億パタカ。通年の貿易赤字は627.7億パタカ。

1月の輸出先のうち、香港が6.6億パタカ、中国本土が1.2億パタカ、欧州連合(EU)が3,351万パタカでそれぞれ前年同期比119%、55%、1%の伸び、逆に米国が4,339万パタカで同9%の減となった。

輸入元については中国本土の24.4億パタカ、EUの18.2億パタカがそれぞれ前年比45%、28%増。品目ではコンシューマーグッズが45.4億パタカで30%増となり、そのうちフード及び飲料が26%増の10.2億パタカ、ゴールド製ネックレスが62%増の7.0億パタカ、腕時計が23%増の4.4億パタカで、小型乗用車及びオートバイが73%増の3.2億パタカ。資本財の輸入が27%増の131.6億パタカとなり、そのうち携帯電話が5%増の5.7億パタカだった。

1月の対外商品貿易総額は82.3億パタカに達し、前年同月の61.4億パタカから34%の増となった。

なお、1月の商品輸入総額に占める日本の割合は5.0%。

コンシューマーグッズの大半を輸入に頼る(写真はイメージ)―本紙撮影

コンシューマーグッズの大半を輸入に頼る(写真はイメージ)―本紙撮影

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