マカオで令和6年度天皇誕生日祝賀レセプション開催

 在香港日本国総領事館は2月28日、マカオ・コタイ地区の統合型リゾート(IR)MGMコタイ内にあるバンケットルームで令和6年度の天皇誕生日祝賀レセプションを開催。天皇陛下が同月23日に65歳の誕生日を迎えられたことを祝うもので、マカオの政・官・財・ビジネス・文化をはじめとする各界の関係者や在留邦人らが出席した。

 セレモニーの冒頭挨拶には、同館の三浦潤大使兼総領事とマカオ特別行政区を代表して戴建業(タイ・キンイプ)経済財政長官が登壇。

 三浦潤大使兼総領事は挨拶の中で、近年の日系企業のマカオに対する貢献、ビジネス・文化・教育の分野における相互交流が進む状況などを紹介。また、戴建業経済財政長官はマカオにとって日本は長年にわたって文化・経済的に緊密なつながりを持ち、主要な旅客ソース、貿易パートナーのひとつであることなどを挙げ、双方が今後の協力・交流のさらなる促進に期待を示した。

 このほか、総領事館から会場内では開幕が近づく大阪・関西万博の情報発信も行われ、注目を集めた。

 現在、マカオには日本公館がなく、在香港日本国総領事館の管轄エリアとなっている。マカオでの天皇誕生日祝賀レセプションは平成から始まり、コロナ禍での中断を除き、毎年開催されている。

令和6年度天皇誕生日祝賀レセプションで冒頭挨拶に登壇した在香港日本国総領事館の三浦潤大使兼総領事(右)とマカオ特別行政区政府の戴建業経済財政長官=2025年2月28日(写真:GCS)

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