マカオ大学の駐車場でEV火災想定した消防訓練実施

 マカオ消防局は5月27日、マカオの公立総合大学「澳門大學」と緊急事態発生時における対応能力とコミュニケーション強化のため、同大学とともにキャンパス内の来客用駐車場で同日午後に消防訓練を実施したと発表。

 今回の訓練は、駐車場内にある充電ステーションを使ってチャージ中の電気自動車(EV)がバッテリーのオーバーヒートにより発煙及び発火し、これを発見した警備員が火災報知器を作動させ、充電ステーションの非常ボタンを押して電源供給を遮断し、別の警備員が消化器を使って消化を試みるも失敗して火傷を負い、この2人が現場から退避する際に煙を吸って体調不良に陥ったとのシナリオで行われたとのこと。

 大学側による緊急避難措置と消防への通報、消防による事前に定められた行動計画に沿った車両冷却のための装置の組み上げを含む専門的な消火活動、初期対応を行い負傷した警備員と避難途中に負傷した人に対する手当て及び病院への搬送などについて、手順の確認が行われたという。

 同局では、同局と大学側合わせて約110人が参加し、約1時間にわたって順調に行われ、事前に想定した目標と成果を達成したとの見方を示し、訓練終了後には今後の緊急事態対応における連携強化、また大学側の緊急事態対応の改善につなげるため、両者の間でレビューを行ったとした。

 近年、マカオでもEVの普及が急速に進んでいる。

消防訓練においてEV車両を冷却するための装置を組み上げる消防隊員ら=2025年5月27日(写真:マカオ消防局)

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