マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…2日間でオーバーステイの男3人ら検挙
- 2025/8/8 20:24
- 社会・政治
マカオ治安警察局は8月7日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的として展開する犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2025」の一環として、同月6日から7日にかけて市内各所で一斉取り締まりを実施したと発表。
今回の取り締まりには同局のマカオ警務庁、海島警務庁、情報庁、特警隊及びその管轄下にある警察犬チームから81人が参加し、マカオの各所にある複数の賓館(簡易宿泊施設)及びマッサージ店に対するパトロールを行うと同時に、マカオ半島の北区と新口岸区及びカジノを含む統合型リゾート(IR)施設が集積するコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、複数箇所で交通検問を実施したとのこと。

期間中、281人(男142人、女139人)に対する調査を行い、このうち男3人のオーバーステイと女2人の違法売春従事が発覚したため、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。交通検問については車両40台に対する調査を行い、違反はなかったという。
同局では、今後も継続してマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努める考えを示した。
