マカオ、サンズチャイナ系IRの累計来客数が延べ11億人突破…2004年に最初の施設が開業
- 2025/8/30 17:18
- カジノ・IR
マカオで複数の統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナ社は8月28日、同社傘下のIR施設の累計来客数が延べ11億人を突破したと発表。
サンズチャイナにとってマカオで最初となるIRは2004年にマカオ半島・新口岸地区に開業した「サンズマカオ」だ。マカオ初の本格ラスベガス型IRとして大きな注目を集め、現在に至るまで人気を維持している。その後、同社IRの開発の中心は新興埋立地のコタイ地区に移る。2007年には当時世界で二番目に大きな建築物で、マカオにおける巨大IRの先駆けとなったヴェネチアンマカオがオープン。以降、コタイ地区で2008年にプラザマカオ、2012年にサンズコタイセントラル、2016年にパリジャンマカオとオープンが相次ぎ、2025年にはサンズコタイセントラルのロンドナーマカオへのリブランドプロジェクトが完成。同社がコタイ地区で展開するIR群はエリアの中央を東西に貫くコタイストリップ沿いに建ち、それぞれが館内通路で直結している。
目下同社傘下のIRがマカオで提供するホテル客室数は1万室超に上るほか、レストランは150軒、ショップは760軒を数え、区域最大規模となる約15万平米のMICEベニュー、さらに2つの多目的アリーナと劇場を擁する。
同社によれば、同社グループのマカオにおける累計投資額は1345億パタカ(日本円換算:約2兆4630億円)に達し、実際の行動をもって世界的ツーリズム・レジャーセンターとしてのマカオの発展に寄与してきたとのこと。
なお、同社のコタイ地区における旗艦IR施設にあたるヴェネチアンマカオが8月28日にオープン18周年を迎え、正門ロビーにてウィルフレッド・ウォン(王英偉)エグゼクティブ・バイス・チェアマンらトップを含む多くのスタッフが出席し、記念すべき11億人目の来場者を祝福する華やかなセレモニーが開催したという。























