マカオ、カジノ売上低迷続けば2桁マイナス成長に=15年、マカオ大学経済学部予測

マカオ大学経済学部は4月23日、今年(2015年)マカオのマクロ経済予測を公表。カジノ売上が第1四半期実績の600億パタカ強で推移した場合、通年のGDP(域内総生産)は14.7%の下落になるとした。なお、予測レンジはの中で最も悲観的な数値は20.4%、楽観的なものは9.4%のいずれも下落。

データはマカオ大学経済学部が自主開発したマカオのマクロ経済モデル予測によるもの。ゲーミングサービス輸出については、今年下半期は新規カジノのオープン効果で下落に歯止めがかかるとみられ、通年で22.8%の下落。一方、個人消費と投資はいずれも安定した伸長を持続するとし、それぞれ4.9%、25.5%の上昇。消費者物価指数による通年のインフレ率は5.3%。

昨年(2014年)、マカオは1999年の返還後初となるマイナス成長(GDP通年0.4%下落)、カジノ売上の前年割れ(2.6%減)を記録した。

マカオのカジノ売上は昨年(2014年)6月から今年3月まで10ヶ月連続で前年割れとなっている。今年第1四半期についても前年同期比36.6%減。

【資料】マカオの2015年月次カジノ売上(カッコ内は前年同月比)
・1月:237.48億パタカ=約3554億円(17.4%減)
・2月:195.42億パタカ=約2925億円(48.6%減)
・3月:214.87億パタカ=約3216億円(39.4%減)
>1〜3月累計:647.77億パタカ=約9695億円(36.6%減)
※データ出典:マカオ政府博彩監察協調局

カジノ施設が建ち並ぶマカオ半島新口岸エリアの町並み(資料)—本紙撮影

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