マカオ国際空港の旅客数が600万人突破=2年連続で開港以来最多を更新

マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMは11月30日、今年(2016年)の累計旅客数が同日までに600万人(延べ、以下同)を突破したことを受け、記念式典を開催した。

マカオ国際空港は1995年の開港。タイパ島の北東に位置し、24時間運用を行っている。開港20周年となった昨年、通年の旅客数が開港以来最多となる580万人を記録。旅客数は今年に入って以降も右肩上がりに推移し、11ヶ月目で早くも前年の記録を塗り替え、初めて600万人の大台に達した。

同空港の旅客キャパシティは年間600万人とされ、すでに限界状態となっている。CAMによれば、目下、旅客ターミナルビル北側部分で拡張工事を進めており、完成予定時期は来年下半期、新たなキャパシティは年間750万人を予定しているとのこと。

マカオ国際空港と日本を結ぶ路線については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週5往復就航している。

マカオ国際空港で開催された年間旅客数600万人突破記念式典=2016年11月30日(写真:CAM)

マカオ国際空港で開催された年間旅客数600万人突破記念式典=2016年11月30日(写真:CAM)

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