マカオ航空が燃油サーチャージ値上げ…1月16日発券分から片道7.5米ドルに=日本発は無料継続

マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は1月4日、今年(2017年)1月16日以降のマカオ発券分の航空券(マカオ発運賃)について、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収額を従来の片道5米ドル(日本円換算:約588円)から7.5米ドル(約882円)に値上げすると発表した。

同社運航路線の大半にあたるマカオと中国本土、台湾、タイ、韓国、日本、ベトナムを結ぶ路線が対象とのこと

マカオ航空では、昨年3月1日からマカオ発券分の航空券(マカオ発運賃)を対象とした燃油サーチャージを廃止した後、8月から再び徴収を復活させていた。

燃油サーチャージは発券日が基準となるため、1月16日以降出発分航空券であっても前日までに発券されたものであれば差額を徴収されることはない。

マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、東京(成田国際空港)、大阪(関西国際空港)、福岡に乗り入れている。

ちなみに、マカオ航空の日本語公式サイトによれば、日本発券分の航空券(日本発運賃)については今年1月31日発券分まで燃油サーチャージの廃止を継続するとしている。

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

福岡空港に駐機中のマカオ航空エアバスA320型機(資料)=2016年7月-本紙撮影

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