マカオ・南灣湖で赤潮発生

マカオ政府民政総署(IACM)は3月21日、マカオ半島南部にある南灣湖の水上活動中心(アクアティック・アクティビティ・センター)付近一帯の湖水が濁り、変色しているのが確認されたことを受け水質検査を実施したところ、赤潮であることが判明したと発表した。

IACMによれば、南灣湖は海と繋がっており、毎月水門を開けて湖水の自然流出分を補充しており、赤潮を引き起こす生物が海から湖に流れ込んだものと説明している。目下、IACMでは潮の満ち引きを利用して湖水の自然循環を進めているほか、噴水の動作回数を増やして湖水の酸素含有量を増やすなどして水質改善に努めているとのこと。

IACMは市民に対し、目、鼻、皮膚、喉などへの不快感を避けるため、赤潮発生エリアの湖水との接触を避けるよう呼びかけている。

赤潮が発生した南灣湖の水上活動中心付近(写真:IACM)

赤潮が発生した南灣湖の水上活動中心付近(写真:IACM)

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