マカオの4月カジノ売上16.3%増の201.62億パタカ=9ヶ月連続対前年プラスに

マカオ政府博彩監察協調局は5月1日、今年(2017年)4月のマカオの月次カジノ売上について、前年同月から16.3%増、前月から5.0%減となる201.62億パタカ(日本円換算:約2810億円)だったとする最新統計を公表した。

マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れだったが、同年8月から今年4月まで9ヶ月連続で対前年でプラスを維持している。また、200億パタカ台の大台突破は3ヶ月連続となる。

今年1〜4月の累計カジノ売上は836.40億パタカ(約1兆1658億円)で、前年同期比13.8%増。プラス幅は前月から0.8ポイント拡大した。

なお、昨年通期のカジノ売上は前年比3.3%減の2232.10億パタカ(約3兆1113億円)で3年連続で前年割れとなったが、マカオ政府の年度予算目標として設定した2000億パタカ(約2兆7877億円)は11月を終えた時点で達成した。

【資料】2017年のマカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:192.55億パタカ=約2684億円(3.1%増)
・2月:229.91億パタカ=約3205億円(17.8%増)
・3月:212.32億パタカ=約2959億円(18.1%増)
・4月:201.62億パタカ=約2810億円(16.3%増)
>1〜4月累計:836.40億パタカ=約1兆1658億円(13.8%増)

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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