街中のWiFiに自動接続する「タウンWiFi」アプリがマカオ対応開始

株式会社タウンWiFi(本社:東京都港区、代表取締役:荻田剛大)は5月25日、街中の無料Wi-Fiに自動接続するスマートフォン向けアプリ『タウンWiFi』(http://townwifi.jp/)について、台湾、香港、マカオへの対応を開始すると発表した。海外展開は韓国、アメリカに続いて第3弾となる。

「タウンWiFi」は、公衆無料Wi-Fiに自動接続できるサービスで、無料の初回登録をすれば、対応スポットがある場所に行くだけでアプリがWi-Fiを検索・接続し、登録・認証まで行うというもの。Wi-Fi接続の自動化により、個別のアクセスポイントにおける設定変更等の手間が不要となり、いつの間にかWi-Fiに繋がっているという状況を実現する。Wi-Fi通信の保護機能が付くプレミアムプランも有料(月額300円)で提供している。

マカオにおける対応については、20種類、1万スポット。現地通信会社提供のWi-Fi、公共路線バス、マカオ国際空港、スターバックスコーヒー、セブンイレブン、サンズ系リゾート、MGMマカオ、ギャラクシーといったIR(統合型リゾート)などが含まれるという。

同アプリは2016年5月にサービスを開始。最新資料によれば、対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語の4限後、対応Wi-Fi数は世界約200万スポット、利用者数は約200万人に上る。今後、今夏までに中国本土、タイ、シンガポールなど、アジア6カ国への対応も進めているとのこと。

マカオ対応を開始した「タウンWiFi」アプリの画面イメージ(画像提供:タウンWiFi)

マカオ対応を開始した「タウンWiFi」アプリの画面イメージ(画像提供:タウンWiFi)

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