マカオ税関、中国有名銘柄の密輸たばこ8100本押収=市民から通報受け販売店取り締まり

マカオ税関(澳門海關)は6月17日にプレスリリースを発出し、このほど、市民から密輸たばこを取り扱っている店があるとの通報が寄せられたのを受け、衛生局と合同で3店舗に対して抜き打ち検査を行ったと発表した。

税関によれば、検査対象のうち2店舗で税金未納付及び警告表示のない密輸と疑われる2ブランドのたばこ8100本を発見。いずれも中国の有名銘柄だったとのこと。当該商品は中国本土からのいわゆる運び屋がハンドキャリーで持ち込んだものを買い取っていたといい、2店合計の仕入れ価格はおよそ7600パタカ(日本円換算:約10万4900円)、未納税額は1万2000パタカ(約16万5600円)に上る。

マカオ税関は対外貿易法違反の疑いで販売店の責任者2人を本部に連行し、詳しい事情を聞くなど調査を進めている。また、衛生局が禁煙法違反で処罰する見通し。

税関では、今後も密輸たばこに対して取り締まりを強化して臨む姿勢を示しており、疑わしい人物や商品を見かけた場合に、速やかに通報するよう市民に呼びかけた。

近年、マカオではたばこ製品の値上げや禁煙エリアの拡大が続いている。直近では、2015年7月にたばこ消費税の増税が実施されると同時に、海外(中国本土、香港、台湾を含む)からの免税持ち込み範囲についても、従来の紙巻きたばこを現状の100本(5箱)から19本、葉巻を10本から1本、刻みたばこは100グラムから25グラムとする大幅な縮小が図られた。内外価格差を利用した安いたばこの流入を防ぐべく、税関でのチェックも強化されている。

マカオ税関による密輸たばこ販売店に対する抜き打ち検査の様子(写真:澳門海關)

マカオ税関による密輸たばこ販売店に対する抜き打ち検査の様子(写真:澳門海關)

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