マカオの1〜7月累計カジノ税収約7093億円 対前年15.6%増=歳入の81.8%占める

マカオ政府財政局が8月25日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜7月累計の歳入は前年の同じ時期から15.1%増の640億2960万パタカ(日本円換算:約8672億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は70.5%だった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は15.6%増の523億7110万パタカ(約7093億円)で、予算執行率は72.9%。歳入に占めるゲーミング税の割合は81.8%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年7月まで12ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

一方、歳出は0.6%増の396億9120万パタカ(約5376億円)で、予算執行率は46.5%にとどまった。

財政収支は50.5%増の243億3840万パタカ(約3297億円)で、予算執行率は437.1%に達している。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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