マカオの総人口64万8500人に…17年第3四半期末=全体微増も海外労働者は減少顕著

マカオ政府統計調査局は11月10日、今年(2017年)第3四半期の人口統計を発表した。

今年第3四半期末の時点のマカオの人口は、第2四半期末から100人の微増となる64万8500人。女性が34万3400人で、全体の53.0%を占めた。

今年第3四半期の新生児数は第2四半期から94人増の1690人。新生児の性別比は113.9で、100人の女児に対して男児が113.9人だった。今年第3四半期までの累計新生児数は前年の同じ時期から343人減の4846人。

死亡人数は第2四半期から7人増の529人。三大死因はがん、循環器疾患、呼吸器疾患。今年第3四半期までの累計死亡人数は前年の同じ時期から152人減の1558人。

中国本土からの移民数は第2四半期から498人増の1274人、居留許可獲得者数は5人増の387人。海外労働者(中国本土、香港、台湾含む)数は第2四半期末から2028人減の17万6666人。総人口に占める海外労働者の割合は27.2%。

今年第3四半期の婚姻数は第2四半期から120件減の813件、今年第3四半期までの累計では72件減の2840件。

マカオの面積はおよそ30平方キロメートル、年間訪マカオ旅客数はおよそ3000万人で、過密状態が続いている。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…
  3.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴ…
  4.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は4月26日、今年第一四半期(2024年1〜3月期)の雇用…
  5.  マカオの公共路線バスで4月25日午前0時から中国本土版のアリペイ、香港版のアリペイ、マカオ以外の…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun