マカオカジノ監理当局、旧正月ホリデー期間中も24時間駐在体制維持…隔離申請もキオスク端末等で手続き可

今年(2018年)の旧暦元旦は2月16日となり、マカオの役所は大晦日にあたる15日午後から20日までが旧正月(春節)ホリデーとなる。

マカオ政府のカジノ監理部門にあたる博彩監察協調局(DICJ)は2月13日にプレスリリースを発出し、旧正月ホリデー期間中についても、通常通り24時間体制で査察官をカジノ施設に駐在させ、施設への入場及び運営状況の監督するとした。

市民及び訪マカオ旅客がカジノ施設に駐在するDICJスタッフの助けを必要とする場合には、カジノスタッフ経由のほか、午前9時から午後6時までの間はホットラインに電話することで連絡可能とのこと。

なお、旧正月ホリデー期間中、マカオ半島・中華広場ビルにあるDICJオフィスについては対外サービスをクローズするが、カジノからの隔離申請を提出したい場合、マカオのいずれかのカジノ施設で、または市内30箇所に設置されているレスポンシブルゲーミング情報キオスク端末で手続きすることができるとした。

マカオは中国の特別行政区にあたり、人口約65万人、面積は東京の山手線の内側の半分に相当する30平方キロという小さな地域だが、およそ40軒ものカジノ施設が建ち並び、年間カジノ売上は世界最大規模を誇る。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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