マカオ国際空港に世界遺産がテーマのVR体験コーナー登場=8月24日まで

夏休みシーズンを迎え、多くの観光客の来訪が見込まれるマカオ。このほど、マカオ国際空港の旅客ターミナルビルの出発階(制限エリア)にマカオの世界遺産をテーマにしたVR体験コーナーが登場した。

空港運営会社にあたるCAMによれば、およそ400年にも及ぶ東洋と西洋の文化の融合を体現したマカオが誇る美しい世界遺産の数々に関心を持ってもらおうと企画したという。VR体験コーナーの設置は8月24日までの期間限定。無料で体験することができ、1回あたりの所要時間は約5分間とのこと。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年の年間旅客数は対前年8%増、開港以来最多となる延べ716万人に達した。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。

マカオ国際空港に登場したVR体験コーナー(写真:CAM)

マカオ国際空港に登場したVR体験コーナー(写真:CAM)

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