マカオの19年1〜2月累計カジノ税収4.8%増の約2709億円…歳入の85.7%占める

マカオ政府財政局が3月14日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2019年)1〜2月累計の歳入は前年の同じ時期から7.4%増の229億1539万マカオパタカ(日本円換算:約3162億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は19.5%となった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は4.8%増の196億3405万マカオパタカ(約2709億円)で、年度予算執行率は20.0%。歳入に占めるゲーミング税の割合は85.7%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。

歳出は35.8%減の61億1767万マカオパタカ(約844億円)で、年度予算執行率は6.2%にとどまった。投資計画分が対前年で大幅減となったためで、経常性費用に限ると11.6%増。

財政収支は167億9772万マカオパタカ(約2318億円)の黒字で、前年同期から14.2%増、年度予算執行率は早くも93.0%に達している。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

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