マカオ国際空港で韓国人と中国人の女2人が相次ぎ制限エリアへ不法侵入

マカオ治安警察局は4月1日、近日、マカオ国際空港で旅客による制限エリアへの不法侵入事件が2件相次いで発生したと発表。

1件目は3月29日午前9時半頃に発生。空港会社の職員が、旅客ターミナルビル出発階にある、立ち入りにあたって有効な航空券を必要とする航空会社チェックインカウンターエリアに40代の韓国人の女が侵入したのを発見し、警察に通報。駆けつけた警察官が女に事情を聞いたところ、日本行きの航空券をどうやって購入するのか尋ねたかったと話したとのこと。ただし、女は警察の調べに対して非協力的な態度に終始したため、遺令罪にあたるとして身柄を拘束したという。

2件目は3月30日午後8時30分後頃に発生。空港会社の職員が、旅客ターミナルビル到着フロアの旅客出口から荷物ターンテーブルのある制限エリアへ侵入した40代の中国人の女を発見し、警察に通報。駆けつけた警察官が女に事情を聞いたところ、同日マカオへ到着し、ホテルに移動して食事をしていた際、預け入れて荷物をピックアップするのを忘れたことに気づき、空港へ引き返したと説明したとのこと。

その後、警察は韓国人の女を制限区域侵入及び遺令罪、中国人の女を制限区域侵入罪で検察院へ送致したとした。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は7月26日、同局の管轄下にある特警隊が同月27日午前9時から正式にタイパ島北安…
  2.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は7月25日、今年第2四半期…
  3.  マカオ・コタイ地区にある東亜運動会体育館(通称:マカオドーム)で7月26日午後、マカオ警察総局と…
  4.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は7月26日、今年第2四半期(2024年4〜6月期)の雇用…
  5.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun