マカオで5日ぶりのはしか感染例確認…新たに患者と接触歴ある総合病院の看護師1人=今年計27人に

マカオ政府衛生局(SSM)は4月2日午前にプレスリリースを発出し、同日新たに1人の麻疹(はしか)感染者を確認したと発表した。はしか感染者の確認は3月28日以来、5日ぶりのこと。

4月2日に新たに確認された患者は公立総合病院の仁伯爵綜合醫院(通称:山頂醫院)に勤務する女性看護師(32)で、3月17日に同院を受診したはしか感染疑いのある生後11歳の男児(後に輸入性はしか感染確認)の採血を担当したとのこと。患者ははしかワクチン接種歴があり、発熱の症状がでて以降、出勤していないという。現在、接触者への健康追跡調査を行なっているとした。

マカオにおけるはしか感染確認例の確認数は、昨年は3例のみだったが、今年に入って以降は、今回のケースを含めて、すでに計27例(輸入性10例、輸入関連性17例)に上る。3月までに感染が確認された26人はすでに回復し、退院済みという。

マカオの公立大型総合病院、仁伯爵綜合醫院(資料)—本紙撮影

マカオの公立大型総合病院、仁伯爵綜合醫院(資料)—本紙撮影

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