マカオ、勤務先から複数回チップ持ち出したカジノディーラー逮捕…制服改造してポケット付ける、動機は借金

マカオ司法警察局は5月2日、コタイ地区にあるカジノ施設に勤務するマカオ人のカジノディーラー職の男(41)について、勤務先からゲーミング(カジノ)チップを持ち出したとして業務上横領容疑で逮捕したと発表。

警察発表によれば、前月(4月)24日、カジノの監視部門がこのディーラーが担当するバカラテーブルでの不正行為を確認。客がいないタイミングで、手元のチップ置き場から額面1万香港ドル(日本円換算:約14万円)のチップ1枚を抜き取り、制服の中に隠していたという。通報を受けて警察官が現場へ急行し、当該ディーラーの身柄を拘束。所持品検査をしたところ、制服に小さなポケットが付けられており、その中にチップが隠されていた。その後の調査で、前月に少なくとも4回にわたってチップの持ち出しをしていることが判明、カジノ運営企業は被害額として27万香港ドル(約383万円)を申告したとのこと。

警察の調べに対し、被疑者は犯行を認めた上、動機については借金返済のためと供述しているという。

マカオのカジノ施設でテーブルゲームに参加する際、現金ではなくチップを使用する。チップは少し分厚いコインのような形をしており、額面によって色やデザインが異なるが、いずれも小さく軽い。1枚10万香港ドル(約142万円)以上の高額チップも存在する。

チップはカジノフロアにあるキャッシャーと呼ばれるカウンターで額面の現金と交換することができる。つまり、現金そのもの。マカオのカジノでは、しばしばチップを狙った犯罪が発生している。

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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