マカオの老舗ホテル「リスボア」グループが20年かけて1.7万銘柄・50万本のワインを収蔵…世界最大規模

近年、マカオの老舗ホテルブランドとして知られる「リスボア」グループの旗艦ホテル「グランドリスボアホテル」のワインコレクションがワイン専門メディア『ワイン・スペクテーター』と『チャイナズ・ワイン・リスト』から最高評価を連続して獲得している。

リスボアホテルグループでは、20年前から本格的に世界各種のトップ銘柄のワインのコレクションをスタートしたとのこと。当初は1000銘柄だったが、現在では世界最大規模となる1万7000銘柄、およそ50万本を収蔵するに至ったとのこと。

コレクションの内訳は、8割がフランス、イタリア、スペイン、ドイツなどの「オールドワールド」のもので、2割がアメリカ、チリ、オーストラリアといった新興の「ニューワールド」という。ちなみに、最も高価なものは「1825 Château d’Yquem」で、実に1本40万マカオパタカ(日本円換算:約550万円)だそう。

目下、グランドリスボアホテルの4つのシグネチャーレストラン「ロブション・オ・ドーム」(フレンチ)、「ザ・キッチン」(ステーキハウス)、「カーザ・ドン・アルフォンソ」(イタリアン)、「ザ・エイト」(チャイニーズ)で『マグナム体験の旅』と題し、膨大なコレクションの中からワインガイド誌『ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト』で高評価を獲得した「Châteauneuf-du-Pape, Domaine du Pégaü, Cuvée Réservée, Rhône 2010」、「Château Pavie Macquin, St.-Emilion 2008」、「Keller Riesling Dalsheim Hubacker GG Trocken 2013」をセレクトしてプロモート中とのこと。

グランドリスボアホテルが『ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト』で高評価を獲得した3銘柄をプロモートする『マグナム体験の旅』のイメージ(写真:Grand Lisboa Hotel)

グランドリスボアホテルが『ロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケイト』で高評価を獲得した3銘柄をプロモートする『マグナム体験の旅』のイメージ(写真:Grand Lisboa Hotel)

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