マカオ、19年第2四半期の旅客総消費額対前年4.8%減の約2076億円…1人あたり平均20.7%減の約2.1万円で3四半期連続マイナスに

 マカオは人口約67万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。

 昨年(2018年)の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)は3580万3663人で、前年から9.8%増。このうち中国本土旅客は13.8%増の2526万0556人で、全体の70.6%を占めた。年間訪マカオ旅客数が3000万人の大台を突破するのは5年連続のこととなる。

 マカオ政府統計調査局は8月21日、今年第2四半期(2019年4〜6月期)の旅客消費調査(ギャンブル消費を除く)結果を公表。今年第2四半期旅客総消費額は前年同時期から4.8%減となる157.1億マカオパタカ(日本円換算:約2076億円)。内訳は宿泊を伴う旅客が8.1%増の122.8億マカオパタカ(約1622億円)、日帰り旅客が9.3%増の34.3億マカオパタカ(約453億円)。

 旅客1人あたりの平均消費額は20.7%減となる1583マカオパタカ(約2万0915円)で、3四半期連続マイナスに。国・地域別では、訪マカオ旅客の大半を占める中国本土旅客が24.1%減の1796マカオパタカ(約2万3730円)、中国本土からの個人旅客に限ると18.5%減の2322マカオパタカ(約3万0680円)。宿泊を伴う旅客については14.2%減の2585マカオパタカ(約3万4155円)、日帰り旅客が19.1%減の663マカオパタカ(約8760円)。

 消費分類別では、ショッピングが全体の44.8%を占めたほか、宿泊が26.3%、飲食が20.8%。旅客1人あたり平均ショッピング消費額は23.3%減の709マカオパタカ(約9368円)で、内訳は化粧品及び香水が17.5%減の237マカオパタカ(約3131円)、食品系土産が0.7%減の229マカオパタカ(約3026円)。渡航目的別では、コンベンション・エキジビション参加を目的とした旅客の1人あたり平均消費額が最も高く、2.6%増の3926マカオパタカ(約5万1874円)。ショッピング目的は36.9%減の2161マカオパタカ(約2万8553円)、リゾートステイ目的は7.6%減の2191マカオパタカ(約2万8949円)。

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

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