マカオ税関が未検疫肉類の密輸摘発を1件摘発…水際対策強化して臨む中

 マカオ税関(澳門海關)では、各イミグレーション施設においてマカオ入境者に対する携行品検査の強化して臨んでいるという。

 税関が9月6日に発表した内容によれば、同月4日午後、マカオ半島北部にある珠海市との陸路の玄関口にあたる關閘イミグレーション入境ホールにおいて、不審な歩き方をする男性を発見し、手荷物検査を実施したところ、ショルダーバッグの中から未検疫肉類及び免税範囲を超える紙巻きたばこを発見。さらに、この男性がふくらはぎの部分に未検疫肉類の入った袋を巻きつけていたことも判明したことから、この65歳のマカオ人男性について、対外貿易法違反で起訴したとのこと。

 税関によれば、8月8日と19日にも同様の方法で未検疫食材の密輸を企図した事案を摘発したとし、今後も未検疫食材の流入等を防止するため、取り締まりを強化して臨む姿勢を示した。また、市民に対し、食材を購入する際には、信用できる店舗を選び、来歴不明の食材に手を出さないよう呼びかけた。

未検疫肉類の密輸を企図とした男性旅客(写真:澳門海關)

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