マカオ政府、学校の春節休暇の1週間延長を発表…新型コロナウイルス防疫対策の一環

 中国・湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎(通称:武漢原因不明肺炎)について、世界各地で感染拡大に対する懸念が高まっており、中国本土からのインバウンド旅客が多いマカオでも近日政府が矢継ぎ早に各種防疫対策を打ち出している。

 マカオにおいて確認された新型コロナウイルス感染者は1月24日午前10時(現地時間)までに2名で、いずれも武漢からの旅客となっている。

 マカオ政府教育青年局は24日午前、新型コロナウイルス防疫対策を理由に、マカオの非高等教育学校の春節休暇明け登校日を2月10日あるいは以降まで延長すると発表。多くの学校が2月3日を春節明け最初の登校日としており、1週間の休暇延長となる。

 同局では、状況の変化を注視しながら、実情に合った適切なアレンジを検討するとしている。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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