マカオ 2021年7月貨幣・金融統計公表…マカオ居民の預金残高は2ヶ月連続下落

 マカオ政府金融管理局は9月3日、今年(2021年)7月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から0.6%上昇、通知預金は0.3%下落となり、M1は0.1%下落。これと同時に、準通貨負債は0.8%下落。M1及び準貨幣負債を含む広義貨幣供給量M2は0.7%下落の6902億マカオパタカ(日本円換算:約9兆5023億円)となった。前年同月との比較では、M1が0.7%減、M2が2.6%減。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが35.1%、香港ドルが49.9%、人民元が5.8%、米ドルが7.5%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は前月から0.7%下落の6708億マカオパタカ(約9兆2352億円)で2ヶ月連続下落、非居民による預金残高については1.6%上昇の3658億マカオパタカ(約5兆0361億円)、公共部門の銀行システムへの預金残高は0.6%減の2651億マカオパタカ(約3兆6497億円)で3ヶ月ぶりに下落となり、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は0.1%下落の1兆3017億マカオパタカ(約17兆9211億円)。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ19.0%、51.9%、5.0%、21.5%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から0.7%増の5577億マカオパタカ(約7兆6781億円)。対外民間部門への融資は6.3%下落の7458億マカオパタカ(約10兆2677億円)。民間部門へ融資額は合計で3.5%減の1兆3035億マカオパタカ(約17兆9458億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ15.7%、38.1%、13.2%、29.2%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年7月末時点で前月末から0.8ポイント上昇の59.6%。非マカオ居民含む総体預貸率は3.6ポイント下落の100.1%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ63.5%、56.5%水準。不良債権比率は前月末から0.02ポイント上昇の0.36%。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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