マカオの2021年8月の住宅不動産市場、前月から取引数減も平均平米単価はプラスに

 マカオ政府財政局(DSF)が9月16日に公表した最新統計によれば、今年(2021年)8月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から10件減となる545件だった。

 一方、8月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価については同1%上昇の10万3337マカオパタカ(日本円換算:約141万円)に。

 マカオでは昨年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区の統合型リゾート(IR)ウィンパレス(永利皇宮/Wynn Palace)の運営…
  2.  マカオ政府文化局(ICM)はマカオ半島の塔石広場に面して建つ旧エストリスホテル(愛都酒店)の跡地…
  3.  マカオ・新口岸地区の南湾湖畔に位置するレイクサイドプロムナードなどが会場となる第6回マカオランタ…
  4.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「ロンドナー・マカオ(澳門倫敦人/The Lond…
  5.  マカオでは、9月29日の中秋節を間近に控え、市内あちこちがランタンのデコレーションで彩られるなど…

ピックアップ記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun