マカオ政府が14年連続アースアワー参加…カジノのネオンも消灯

 世界中の人々が同じ日、同じ時間に電気を消すなどのアクションを通じて「地球温暖化を止めたい」、「地球環境を守りたい」という思いを示す国際的キャンペーン「アースアワー」。

 世界自然保護基金(WWF)が2007年から毎年実施しているもので、15年目となる今年(2022年)は各国・地域時間の3月26日午後8時30分から9時30分に設定された。

 マカオも14年連続で活動に参加。マカオ政府環境保護局がコーディネート役となり、政府各部門、民間企業に参加を呼びかけ、マカオ半島とタイパ島を結ぶ3本の大橋、大型IR(統合型リゾート)、複数の大型商業ビル、ランドマーク建築物などの照明が1時間にわたって消灯された。

サンズチャイナ社が運営するコタイ地区のIR群の「消灯中」の様子=2022年3月26日(写真:Sands China Limited)

 マカオ政府は、アースアワーが公衆の環境保護意識を喚起するきっかけとなり、日常生活における省エネ、環境保護の支持につながるよう願っているとした。

 近年、マカオ政府はレジ袋有料化、発泡スチロール製弁当容器やプラスチック製ストローの輸入禁止など、様々な環境保護施策を打ち出している。

サンズチャイナ社が運営するコタイ地区のIR群の「点灯中」の様子=2022年3月26日(写真:Sands China Limited)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオは長く本格的な鉄道が存在しなかったが、2019年12月に新交通システム「マカオLRT」タイ…
  2.  リード・エグジビションズ社は9月26日、アジアにおけるゲーミング(カジノ)・エンターテインメント…
  3.  マカオ治安警察局は9月25日、ドリンクを購入する際に高額紙幣を出し、店員を急かして混乱させる手口…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)などを運営するSJMリゾーツは9月25日、台湾のIam Creat…
  5.  イタリアの老舗ラグジュアリージュエリーブランドとして世界的に知られる「ブチェラッティ(Bucce…

ピックアップ記事

  1.  香港とマカオの間をおよそ1時間で結ぶ高速船「ターボジェット」及び「コタイウォータージェット」を運…
  2.  マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun