マカオ政観、ドローンショーを毎年恒例の目玉イベントへ

 近年、マカオ政府観光局(MGTO)がマカオ半島南灣湖を舞台に大規模なドローンショーを開催している。

 コロナ禍による渡航制限及び国際物流の混乱などを受けて、マカオ国際花火コンテスト花火大会が中止となり、その代替イベントとして登場したのがきっかけ。好評を得たことから、以降も複数回開催された経緯がある。

 MGTOは5月11日、ドローンショーについて、毎年恒例の目玉イベントとして発展させる考えを明らかにした。観光とイベント、ITをクロスオーバーさせ、各界が手を取り合ってマカオの観光業のイノベーションと持続的発展を促進していくという。

 MGTOによれば、五・一(労働節)ホリデー期間中の4夜にわたって8回開催したドローンショーの観客数は延べ10.3万人、同局のSNSを通じて視聴した人の数も95万人に近くに上ったとのこと。ショー開催日の人流は通常と比較して5割超増加し、地域経済の振興へ貢献できるものと認められたとした。

大勢の観客で賑わった労働節ホリデー期間中のドローンショーの様子(写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  訪中外国人向けの「区域性入境ビザ免除政策」が10月から実施されることが明らかになった。  …
  2.  目下、マカオでは中国本土で大型連休となる中秋節・国慶節シーズンを迎え、イミグレーションや観光名所…
  3.  中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占め…
  4.  マカオ初となる本格的な軌道系大量輸送機関として、2019年12月にマカオLRT(Light Ra…
  5.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオ内にあるJWマリオットホテルマカ…

ピックアップ記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ」内に9月8日、新ホテル「W…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  香港とマカオの間をおよそ1時間で結ぶ高速船「ターボジェット」及び「コタイウォータージェット」を運…

イベントカレンダー

香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年10月号
(vol.124)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun