中国本土の新型コロナ新規市中感染者数が6日連続300人超…安徽省が約4割、上海は45人=7/7

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株及びその亜種(いわゆる「ステルスオミクロン」等)の流入を受け、上海や北京など一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が7月8日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月7日の中国本土における新規市中感染確認者数は47人(前日から47人減)だったとのこと。内訳は上海市17人、安徽省17人、内モンゴル自治区4人、福建省3人、広東省3人、江蘇省2人、陝西省1人。このうち安徽省の3人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは265日連続で、2日連続100人以下となった。

 市中の無症状感染例は331人(前日から87人増)。内訳は、安徽省140人、江蘇省67人、山東省66人、上海市28人、福建省14人、陝西省8人、広東省4人、広西チワン族自治区2人、海南省2人。

 無症状を含む新規感染者数は378人で、8日連続100人超、また6日連続300人超となった。

 7月7日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は870人(うち輸入性が357人)で、重症者は2人(輸入性ゼロ)。無症状の患者2403人(輸入性388人)が医学観察下にあるとのこと。

 近日、安徽省宿州市泗県で規模の大きな再流行が発生している。7日の同省の新規感染例157人のうち147人が同県から報告されたもので、うち5人が社会面(隔離対象ではない一般市中)から発見に至ったケース。ただし、PCR検査によるスクリーニングが高頻度で実施される中、社会面から発見される数は減少傾向にある。

 5月末に長期のロックダウンが解除となり、正常化が進んだ上海市だが、近日再び市中感染が増加し、中・高リスクエリア指定される場所が相次ぐ。7日の新規感染例は浦東新区、虹口区、閔行区など7つの区に分布。同市では、7月2日に浦東国際空港から入境した航空サービス員の感染が明らかとなり、これをきっかけにし市中へ流入した可能性が指摘されている。

 上海市と隣接する江蘇省でも連日2桁の感染例出現が続く。7日の新規感染例はすべて無錫市と徐州市から報告されたもの。ほかにも、各地で局地的に再流行が出現している。

 このところ中国本土の状況が総じて落ち着いてきた一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、7日には約3ヶ月ぶりに3千人超(輸入性含む)となった。マカオについては約8ヶ月にわたって市中感染確認数ゼロを維持してきたが、6月18日深夜から陽性者の出現が相次ぎ、7日午前0時までの累計は1215人に。マカオでは19日以降、全市民を対象としたPCR検査及び迅速抗原検査によるスクリーニングが高頻度で実施されており、検査を通じて新たな陽性者の発見が続く。依然として社会面からの陽性者が過半数を占める状況。目下のマカオ市中の流行株は感染力が強いとされるオミクロン変異株派生型のBA.5.1とされている。

中国・上海(資料)—本紙撮影

中国・上海(資料)—本紙撮影

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