マカオ「ザ・カール・ラガーフェルド」ホテルがポルトガル式サンデーブランチ提供開始

 マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「グランドリスボアパレス」に併設するホテル「ザ・カール・ラガーフェルド」内のコンテンポラリー・ポルトガル料理店「メーザ」が「サンデー・マチネ」と銘打ったポルトガル式サンデーブランチメニューの提供を9月18日からスタートする。

 サンデー・マチネの提供時間は毎週日曜日の正午から午後4時まで。ゲストはポルトガルの卵料理に加え、オストラ(3種類のフレーバーの牡蠣)、ブリャオン・パト(アサリとガーリックの白ワイン蒸し)、ラゴスタ(ロブスター・ミニバーガー)など10種類の前菜、エスペカーダス(ポルトガル風ケバブ)、コステレタオン・アサード(ショートリブのロースト)、アロース・デ・コエントロス(カリフラワーとコリアンダー入りポルトガル風リゾット)など5種類のメインディッシュの中から選ぶことができるほか、トロリーサービスで自家製スイーツの盛り合わせも楽しめるとのこと。

 価格は大人1人あたり488パタカ(日本円換算:約8600円)、子供(12歳以下)1人あたり288パタカ(約5100円)。いずれも表記の価格にサービス料10%が付加される。

 マカオは歴史的背景からポルトガル料理店が多い場所として知られるが、サンデーブランチに特化したメニューを提供する例は珍しく、注目されそうだ。

 ザ・カール・ラガーフェルドは昨年(2021年)12月にオープンしたばかりで、同ホテルのインテリアデザイン(上記のメーザを含む)は著名ファッションデザイナー、故カール・ラガーフェルド氏(2019年没)が生前に手がけたもの。「ザ・カール・ラガーフェルド」ブランドのホテルとして世界初登場、そして同氏自らが完全にインテリアデザインを手がけたホテル棟として世界唯一の存在という。

ザ・カール・ラガーフェルドのポルトガル式サンデーブランチメニューのイメージ(写真:Grand Lisboa Palace)

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