マイクロコネクトがマカオに金融資産取引所をオープン

 香港に本社を置き、中国のスモールビジネスと世界の投資家をつなぐプラットフォームを運営するマイクロコネクト(滴灌通/Micro Connect)がマカオ金融資産取引所(滴灌通澳交所/MCEX)のテストオープニング式典を3月25日にマカオで開催。

 MCEXは世界初のレベニューシェア商品「DRO(Daily Revenue Obligation)」取引所で、デジタル化方式を活用して世界の投資家と中国のスモールビジネスをつなぐことを目的に金融資産取引サービスを提供するとのこと。

 式典には元香港証券取引所最高責任者でマイクロコネクト創業者・会長の李小加(チャールズ・リー)氏のほか、マカオ特別行政区行政長官の賀一誠(ホー・ヤッシン)氏ら地元政財界のビッグネームが数多く出席した。

 近年マカオ政府は経済の過度なカジノ産業への依存からの脱却を目指して産業多角化を推進しており、そのひとつとして特色ある金融業の発展を挙げている。

マカオ特別行政区の賀一誠行政長官(中央)らが出席したマイクロコネクトのマカオ金融資産取引所テストオープニング式典の様子=2023年3月25日、ギャラクシーマカオ(写真:GCS)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局(SSM)は9月9日夜、近日マカオの近隣地区の衛生当局から通知のあった3件のデン…
  2.  マカオ政府文化局(ICM)は9月9日、マカオを象徴する世界遺産として知られる聖ポール天主堂跡前で…
  3.  マカオ治安警察局は9月8日夜、社会治安環境の浄化を目的に違法売春に対する取り締まりを継続実施する…
  4.  マカオ治安警察局は9月9日、同局の本部について、同月から段階的にタイパ島北安地区の新本部ビルへ移…
  5.  マカオ招商投資促進局(IPIM)は9月8日、同局と国際熱帯木材機関(ITTO)の主催による「グロ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun