LCCエアアジアのコタキナバル〜マカオ線が運航再開…初便の搭乗率9割超

 マレーシアに本拠地を置く格安航空会社(LCC)のエアアジアがコタキナバル(マレーシア)とマカオを結ぶ直行便の運航を再開した。

 同社によれば、運航再開初便は7月16日午前7時45分にコタキナバルからマカオへ向け出発し、スケジュール通り午前10時40分にマカオへ到着。搭乗客数は174人、搭乗率は94%だったとのこと。また、折り返しのマカオ出発便は同日11時10分に出発し、搭乗客数は169人、搭乗率は91%に。同社は同路線の運航再開に対する市場の反応は理想的で、両地の旅客の吸引力を反映した結果が出ているとし、今後も需要は増え続けるとの見通しを示した。

コタキナバル国際空港ではマカオから到着したエアアジアAK1302便が放水アーチ「ウオーター・サルート」で迎えられた=2023年7月16日(写真:エアアジア)

 同社のコタキナバル〜マカオ線は週4往復(月・水・金・日曜)の運航。

 同社はかつてマカオ路線に多く就航していたが、コロナ禍で長く運休を余儀なくされた。年初にマカオのウィズコロナ転換があり、水際措置の緩和が進んだことを受け、今年2月のクアラルンプール(マレーシア)線を皮切りに相次いで運航を再開している。

コタキナバル国際空港で開催されたマカオからの到着客への歓迎セレモニーの様子=2023年7月16日(写真:エアアジア)

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