マカオ、サル痘ワクチンの無償接種スタート…高リスク居民対象

 マカオ政府衛生局は9月12日、同月14日から同局が運営するクリニックにおけるサル痘(エムポックス)ワクチン接種の予約受付を開始すると発表。

 医師が高リスクと判断したマカオ居民(マカオ居民IDカード保有者)は無償で接種を受けることができるとのこと。なお、マカオ居民以外のマカオ居留者についても医師が高リスクと判断した場合に有償で接種を受けることができるが、ツーリストについては接種対象外とした。

 衛生局によれば、世界保健機関(WHO)の資料を参考に一般の間でサル痘の感染リスクは低いため大規模ワクチン接種を展開する必要はないと考えるが、このところ近隣地区においてサル痘の症例増が明瞭であり、伝播リスクが上昇したことから、高リスク居民を対象とした無償ワクチン接種をスタートするに至ったとのこと。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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