マカオ科学館、国慶節ホリデーの入場者数が約2万人に…コロナ前同時期の8割近くまで回復

 マカオ科学館は10月11日、先の国慶節ホリデー期間中(10月1〜7日)累計の入場者数が1万9760人(延べ、以下同)に上り、前年同時期から5.7%増、コロナ前の2019年同時期の8割近くまで回復したと発表。

 また、10月1日の単日入場者数は6千人超で、年初来最多を更新したとのこと。

 同館では、同館が科学普及における重要な校外学習の場として、また市民及び旅客の人気レジャースポットとなっていることを示す結果であり、今後もより多種多彩な特色ある体験型のインタラクティブ展示を用意していきたいとした。

マカオ科学館(資料)=2016年2月本紙撮影

 マカオ科学館はマカオ半島新口岸地区のウォーターフロントにあり、エキジビション棟、プラネタリウム棟、コンベンション棟で構成される複合施設。世界的に著名な建築家、I.M.ペイ氏が設計したユニークな外観でも知られ、2009年に完成、2010年1月25日に正式オープンした。参考までに、マカオの人口は約68万人。

 国慶節ホリデーはマカオのツーリズム業界にとって書き入れ時のひとつで、今年は期間中に単日平均10万人とした当局の事前予想を上回るインバウンド旅客がマカオを訪れた。

多くの入場者で賑わうマカオ科学館の様子(写真:Macao Science Centre)

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