2022年マカオの人民元清算量が対前年17.3%増に

 このほどマカオ金融管理局の研究・統計室が公表した「2022年現在金融業務統計報告」によれば、昨年(2022年)のマカオのキャッシュフローベース計算における人民元清算量は前年から17.3%増の5兆5665億人民元(日本円換算:約114兆円)に上ったとのこと。

 マカオにおける人民元清算はクロスボーダー業務が主で、中国本土、香港、シンガポールが主要取引地域となり、それぞれ総清算量の50.8%、29.1%、9.2%を占め、「一帯一路」諸国に絡む清算量は59.5%増の5744億人民元(約12兆円)で、総清算量の10.3%を占めたとした。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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