マカオカジノ運営SJMホールディングスが2023年3Q業績発表…赤字幅大幅縮小

 マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角、SJMホールディングスは11月14日、今年第3四半期(2023年7〜9月)の監査前業績を発表。

 同社発出資料によれば、同社の今年第3四半期の赤字は約4.10億香港ドル(日本円換算:約79億円)で、赤字幅は前年同時期の18.95億香港ドル(約365億円)から大幅縮小した。グループの調整後EBITDAは前年同時期のマイナス約9.68億香港ドル(マイナス約186億円)からプラスに転じ、約5.66億香港ドル(約109億円)に。グループの今年第3四半期のカジノ純収入は前年同時期から492.9%増の約54.13億香港ドル(約1042億円)。

 このほか、今年9月末時点におけるグループの預貯金等は約45.70億香港ドル(約880億円)、債務は約282.99億香港ドル(約5448億円)とのこと。

 同社は「リスボア」ブランドのカジノIR(統合型リゾート)施設などを展開するSJMを傘下に持つ。

大勢の旅客で賑わうグランドリスボア前(資料)=2023年8月、マカオ半島・中区にて本紙撮影

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