シエラレオネから空路マカオ入りの男が体内にコカイン入りカプセル隠し密輸図る…末端価格約5900万円相当分

 マカオでは、直近2ヶ月の間にアフリカなどからの経由便を利用して空路マカオに到着した外国人が粉末や液状のコカインを密輸するケースが8件摘発されており、このうち5件がコカインの粉末が入ったカプセルを呑み込んで体内に隠したケースだった。

 マカオ司法警察局では、国際麻薬密売グループによる空路を利用した密輸情報をキャッチし、マカオ国際空港へ向かう航空便の搭乗客に対するチェックを強化して臨む中、12月4日にコカイン入りのカプセルを体内に隠して密輸を図ったとしてアフリカ・シエラレオネ人の自称商人の男(42)を麻薬密売容疑で逮捕し、7日に検察院送致したと発表。

 同局によれば、12月4日午後2時半頃、同局がマレーシアの首都クアラルンプールからマカオ国際空港へ到着した旅客の中からランダムチェックを実施した際、上述の男は携行品の検査はパスしたが、ボディスキャナーでの検査で体内に大量の不審な物品を隠し持っている可能性が浮上し、男は同局の調べに対し、体内に薬物を隠していることを認め、報酬目当てで他人から指示を受けて運んだと供述したとのこと。

 その後、男は搬送先の医療機関で体内からカプセル45粒を排出し、中には約1005.48グラム、末端価格にして約331.8万パタカ(日本円換算:約5933万円)相当のコカインが入っていたという。男は南アフリカのヨハネスブルクでカプセルを受け取った後、ホテルでそれを呑み込み、レーシアを経由してマカオへ向かった説明。マカオ到着後、上からの指示を待つことになっていたが、詳しい供述については拒んでいる模様。

 同局では、今回見つかったコカインについて、10月以降の他の案件と同様に最終輸送先はマカオではないとの見方を示し、犯罪組織がマカオを中継地点として利用している可能性も排除できず、コカインの最終流通先や関係する人物の追跡など捜査を継続するとした。

シエラレオネ人の男によるコカイン密輸事件の証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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