マカオ、クリスマスホリデー期間のインバウンド旅客数がコロナ前同時期上回る

 マカオでは、12月かけて多くの季節イベントが開催され、インバウンド旅客を吸引している。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は12月27日、去るクリスマスホリデー期間(12月23〜26日の4日間)の臨時データをもとにしたインバウンド旅客数とホテル客室稼働率を公表。

 4日間の総インバウンド旅客数は45.6万人超、単日平均は約11.4万人で、コロナ前2019年の同時期から1.3%上昇したとのこと。MGTOでは、アフターコロナでインバウンドの回復が理想的に進んでおり、その勢いを維持していることを示す結果だったとしている。

 また、4日間の平均ホテル客室稼働率は90.8%で、前月から2.7ポイントの上昇だった。

 今後、元旦、農暦新年(春節)と観光ピークシーズンを迎えるにあたり、MGTOは他の政府部門や関連業界、団体等と協力し、マカオの観光商品の最適化、サービス品質の向上を図り、「おもてなし運動」を継続展開していきたいとした。

冬の祝祭ムードが感じられるクリスマスホリデーのマカオの町並み=世界遺産・セナド広場(写真:MGTO)

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