マカオの公園とトレッキングコースに案内サイネージ増設…科学普及教育の一環で

 マカオは世界有数の人口密度の高い地域として知られるが、コロアン島やマカオ半島・タイパ島においても自然と身近に触れ合うことができる公園・緑地が比較的充実している。

 マカオ市政署(IAM)では、管理する公園及びトレッキングコースに科学普及を目的とした案内サイネージの設置を進めており、2023年に新設置または最適化した数は7つのトレッキングコースと19の公園内の約100台に上ったとのこと。

コロアン島の黒沙龍爪角(モッロ・デ・ハクサ)ファミリートレイルに設置された案内サイネージ(写真:IAM)

 同署によれば、案内サイネージの内容は公園及びトレッキングコースの地図のほか、動植物に関する知識、山林の修復に関する情報、トレッキング豆知識などを盛り込み、訪れた市民及び旅客に対してマカオの緑化状況の理解度や滞在体験の向上を図っているという。

 今後、2024年にも約100台の案内サイネージの新設及び最適化を計画しているとした。

コロアン島の黒沙龍爪角(モッロ・デ・ハクサ)ファミリートレイルに設置された案内サイネージ(写真:IAM)

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