マカオ環境当局が長期炭素削減戦略を公表…電力・交通運輸領域を優先

 マカオ政府環境保護局(DSPA)は12月30日、「マカオ長期炭素削減戦略」を公表し、2030年までに炭素排出量のピークに達成することを全面目標として掲げ、2050年までに排出量をニアゼロへ到達させるため、電力及び陸上交通運輸領域における取り組みを優先するとした。

 さらに、同局では社会各界にEV推進の方向性と目標を早く理解させるべく「マカオ電動自動車(EV)推進計画」を策定し、2035年までに新規登録車におけるゼロエミッション小型自動車及びバイク(EVまたは他の技術)の割合を100%とすることを目指すという。

 マカオ長期炭素削減戦略は、マカオの長期的な炭素削減展開の方向性として、領域別・段階別に積極的な対策を実施するとし、各領域で秩序ある進展を図るため、低炭素電力システムの構築、陸上交通のグリーン転換、省エネルギーとクリーンエネルギーによる代替、廃棄物の発生源削減と再エネルギー化、市民の低炭素生活参加、技術革新と地域間協力の6つを重点目標として挙げている。

 DSPAでは、同戦略の公表をきっかけに、マカオ社会のあらゆるセクターにおける炭素削減取り組みの実施促進につなげたい考え。

「マカオ長期炭素削減戦略」のインフォグラフィック(図版:DSPA)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオは人口約69万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR…
  2.  マカオ政府体育局は3月3日、(2026年)3月30日から4月5日にかけてマカオで開催を予定してい…
  3.  澳門海關(マカオ税関)は3月2日、「水客」と呼ばれる違法な越境”運び屋”行為に対し、IT技術を活…
  4.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は3月2日、2025年11月〜2026年1月の雇用統計を公…
  5.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は3月2日、2026年1月の訪マカオ外客数(インバウンド旅…

ピックアップ記事

  1.  マカオ治安警察局は1月4日、昨年(2025年)通期の各種出入境関連統計の速報値を発表。  …
  2.  マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は1月1日、昨年(2025年)12月の月次及び年間のカジノ売…
  3.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は1月23日、新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」の整備構…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は1月19日、国際旅客誘致策の一環として2024年と2025年に実施…
  5.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2026年3月号
(vol.153)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun